個人再生の事例【1】

自宅を残して債務額900万円を130万円に 成田市・Tさん

Tさんご一家は、成田市郊外に新築の自宅を購入し、3人の娘さんはそれぞれ私立校へ入学。とても幸せそうでしたが、実は住宅ローンと学費による月の支払額は20万円近かったそうです。

生活費が不足してきたため、家計を預かるTさんの奥さまは、ニコスよりキャッシングを始めました。その後も返済が迫ると新たに借入、返済が迫ると新たに借入という自転車操業となり、気がつくと借り入れ会社は6社に。さらにご自分名義での借入ができなくなったため、今度はTさん名義で借り入れるようになりました。

督促状や請求の電話は奥さまが受けていたため、Tさんがすべてを知った時には住宅ローンを除く債務総額は900万円にもなっていたのです。

ご自宅だけは守りたいとのことでしたので、Tさんについては個人再生。奥さまについては破産で受任いたしました。

Tさんの住宅ローンを除く債務650万円は、3年かけて約130万円を返済する計画に。
奥さまの250万円は自己破産により全額免責となりました。

ご自宅は家族の基盤となる場所です。
個人再生なら、ご自宅を守りながら債務整理を行うことができます。

会社名 受任前 引き直し計算後 再生計画による返済対象額 返済額(月)
(独)住宅金融支援機構 24,384,928円 24,384,928円 対象外 従来通り
三菱UFJニコス 4,386,961円 4,285,177円 857,035円 23,806円
セントラルファイナンス 2,261,672円 2,261,672円 452,304円 12,564円
合計 31,033,561円 30,931,777円 1,309,339円

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